奥祖谷の秘境で修行

ゴールデンウィーク期間中の日曜日。朝5時に自宅を出発し、お礼参りをすることになりました。お礼参りの札所は1番霊山寺。納経帳はもちろん、納め札や白衣も忘れず準備しています。

ただ今回は、まっすぐに霊山寺に向ったわけではありません。ずっと気になっていた、奥祖谷に寄ってからお礼参りとなりました。




吉野川沿いのつるぎ町から、国道、いや…すれ違いもままならないつづら折が続く酷道438号と439号を突き進みます。1時間以上ひどい道が続きました。とはいうものの、往路であることと、天気が良かったということで、悪路もけっこう楽しめました。

そして奥祖谷に到着。平家一族が架橋したと伝えられる、奥祖谷にある二重かずら橋は、男橋と女橋があります。男橋は結構高さがあります。

男橋2 男橋1

女橋はそこまで大きくありません。

女橋





人力ロープウェイの野猿は修理中でした。これ目当てで来ていたのでけっこう凹みました…。

野猿

そして、いよいよ霊山寺へ向けて国道439号・438号をひた走ります。この道もまた長々と細い九十九折の連続です。見かける看板は「コリトリ○○km」というものばかり。「なんだ?コリトリって?こんなに頻繁に看板があるなんて、オアシスなのか、それともユートピアなのか?」

…寄り道した自分のせいなのですが(笑)、まあ、今日一番の修行をさせていただいたということで納得することにしました。お礼参りも一筋縄では行きません。(後で調べてみると、コリトリとは剣山登山口のひとつだそうです。)



→霊山寺へお礼参り