四国八十八ヶ所逆打ち遍路。32番札所の禅師峰寺から8.8km車で22分の移動で、五台山にある31番札所の竹林寺に到着します。相変わらず五台山の一方通行の進入路がわかりにくいですね。
さらに今回、駐車場の入り口を大規模に工事していて、一瞬どこに竹林寺があるのかわかりませんでした。その時、寺をアピールする赤い大きな看板が目に飛び込んできます。
おお、ここにあったか!という具合に風景が様変わりしていました。工事用の目隠しパネルをたくさん設置していたからなのです。
お釈迦様がお説法をされているときの像で、「ブッダドーム」と記されています。インドのビハール州の工房で造られたのだそう。ビハール州は仏教の最高聖地ブッダガヤ(仏陀伽耶)のあるところです。
礼拝・納経を済ませ、車のお遍路さんは30番札所の善楽寺へと向かいます。距離にして9.2km、自動車で20分移動すると善楽寺に到着します。
子安地蔵堂の左側に、梅見地蔵があります。
看板には、「首から上の病気にご利益があり、脳の病気(ぼけ・ノイローゼ)や試験合格・学問向上を願う方々でお詣りが絶えません」とあります。アルツハイマーから精神病、はたまた学問など、首から上の病気?に幅広くご利益があるそうです。
首から上の病気が進行しては困りますので、私も参詣しました。ところで、「枕カバー有ります」という立て看板の表記が気になります。諸症状にご利益がある「枕カバー」なのでしょうか?
さて礼拝・納経を終え、次なる札所の29番土佐国分寺へと向かいます。距離にして7.7km、自動車で16分の移動で到着します。そして土佐国分寺仁王門です。
土佐国分寺本堂(金堂)です。長宗我部元親が再建したそうです。
「酒断地蔵尊」。お酒を断ちたい方が参詣するお地蔵さんでしょうか?お酒を断つほどではありませんが、毎晩ビールを飲んでいる私は恐る恐る近づいてみました。
中には、日本酒の土佐鶴が供えられていました。きっとお酒好きな人が、 決意の証として置いていったのでしょう。(私はやめませんよ)
礼拝・納経を済ませ、17時となりました。さて、7回目逆打ち車遍路はここで終了です。道の駅、南国風良里でトイレ休憩の後、南国インターから高知道に乗り、家路に就きました。
さよなら高知!また来年来ますね。